ライター系の資格を取りたいと思い、Webライター検定3級を受けて数回経ちますが、わたくし多摩川は未だに受かりません。

そこで今回の記事は「今度こそWebライター検定3級に合格したい!」「Webライターの基本的なことを学びたい」という方に向け、Webライティングについてまとめました。

記事の構成上2回に分けてお伝えします。私と一緒に勉強して、Webライター検定3級に合格しましょう!

Webライター検定とは?

Webライター検定とは、株式会社グリーゼ監修のライティングテストです。

受験料と受験資格は不要で、誰でも何度でも挑戦可能です。ただし不合格となった場合は14日間試験を再挑戦できない仕様になっています。

Webライター検定を受験するメリットとデメリット

【メリット】

  • 年齢制限や受験資格がなく、ネット環境があればパソコンからでもスマートフォンからでも無料で受けられる
  • 合格すると、ライティングスキルを持っていると対外的に公表しやすい
  • 合格すると、優先的に企業から案件が届くこともある

「この試験に合格していればどんな仕事でも舞い込んでくる!」というわけではないものの、ポートフォリオに+アルファ保持資格を提出することで、クライアントさんも評価しやすいのではないでしょうか。

【デメリット】

  • 合格点や受けた際の正誤が分からないため、ピンポイントで復習しにくい
  • 事前動画が眠くなる単調さ
  • 事前動画を見ても内容的には試験内容の半分くらいしか網羅していない

合格基準が不明、試験後の正誤もわからないので自分がどこをミスをしたのか分からず、復習しにくいのが欠点です。

補足として事前動画を限定公開していますが、その動画は眠くなるような構成の上、内容が試験内容を網羅しきっていないため、観る気が失せます。

参考: Webライター検定3級試験サイト | クラウドワークス

Webライター検定3級試験内容まとめ記事について

主催者が試験対策用の動画をYoutubeで公表しているので、事前に確認することをおすすめします。事前動画のリンクはこちら

そのまま垂れ流すのは著作権的にアウトなため、試験内容と動画内容をぼかしながらまとめています。

ライティングをする前に必要なこと

いざライティングをすると決めたらいきなり書き始めるのではなく準備をしましょう。準備することは2つの明確化です。

ターゲットの明確化

ターゲットとは文章を読ませたい相手であり、記事を書く前にターゲットを具体的に明確化にしましょう。

なぜならターゲットを明確化しないと、あやふやな内容になってしまい、結局誰にも伝わらない記事になるからです。

【プログラミングスクールを題材にする場合】

ターゲット伝えたいこと
都内在住の20代社会人・自由な働き方を得られる・スキルが身につく・ノマド生活を送れる
地方在住の30代転職希望者・給料がアップする・今までの経験を生かせる・地方在住のまま仕事をできる

同じプログラミングスクール訴求記事を書くにしても、ターゲットが異なると記事の内容は変わっていきます。

前者なら若手応援をしているプログラミングスクールはいくらでもあるので訴求しやすいですが、後者の30代未経験者向けのプログラミングスクールは数が少なくなり訴求しにくいです。

【ターゲットの明確化のまとめ】

  • ターゲットを明確にすれば伝える情報が決まる→ライター側は書きやすくなる
  • ターゲットは自分に必要な情報だけを受け取れる→ターゲットは無関係な情報を受け取りたくない
  • ターゲットに対してより具体的に、強く伝わる→販売促進へ繋がる可能性あり

目的の明確化

文章を読んでもらった後に「読者にどうなってほしいのか」「読者に何をしてほしいのか」を考えて記事を書きましょう。

読者のBefore→Afterを考えることで、読者へ誘導したい道筋を立てられるのです。

目的を決めて得られるメリット

  • 目的に向かって書く内容が明確になる
  • 書かなくていい内容が明確になる
  • 文章の構成、トーン、書き方が決まる

執筆ガイドライン(レギュレーション)

執筆ガイドライン(レギュレーション)とは、執筆時に迷わず書けるようルールをまとめ整理したもので、文章の書き方や表現、表記を統一するためにあります。

よく話題になる「表記揺れ」とは、ある単語が2通り以上の書き方をされることにより、病気にばらつきが出ること。

【表記ゆれの例】

  • サーバーとサーバ→媒体によってはどちらも使われる
  • 犬/いぬ/イヌ→種別やシチュエーションによって使い方が異なる

執筆ガイドライン(レギュレーション)を遵守するメリット

文章の書き方や表現、表記を統一することによってどういった効果が得られるのでしょうか。例えば以下のような状況が得られます。

個人/チーム問わずライター間の表記ゆれを防ぎ、記号の塚方などを統一することで読みやすく信頼感が生まれます。

2点目にチェックリストの役割も担っているため、チェックリストを守っていればクライアントさんの手間を減らすことができます。

3点目はプロジェクトメンバー全員の認識を一体化させることによって、より高品質な情報を読者に与えられます。

総じて読者にとってプラスになる要素が多いのです。

執筆ガイドラインでルール化する内容一例

ターゲット誰に向けて記事を書くのかを具体的に決める
→ターゲットの明確化
目的何のための文章なのかを具体的に決める→
目的の明確化情報の羅列だけでいいのか、購入促進を促すのか?

読者のBefore/Afterを考える必要があるのか?
媒体掲載する媒体は何か?
→ニュースサイト、エンタメサイト、専門サイトなど

様々あるどんなコンセプトを考えればいいのか
文体ですます調:丁寧な印象を与える
である調:格式の高い雰囲気を与える
自由:口コミなど特に形式を不要とする場合に使う
トーン&マナー略してトンマナ。
デザインの文章表現やスタイルを柔らかい雰囲気にするのか、
信頼性を重視して固い雰囲気に仕上げるのかなど、
文章の雰囲気を決めるブランディングにも影響が出る。

ブランディングとは商品イメージや市場作りのこと。

参考:ブランディングとは?始める前にまずは正しい意味を理解しよう! | SE Design
事前動画より作成

執筆ガイドライン一例

執筆中、万が一ガイドラインに該当しない箇所があったらクライアントへ確認しましょう。

なぜなら、執筆ガイドラインがあいまいなまま始めてしまうと、後でやり直す羽目になるからです。

項目内容
数字半角or全角
1桁は全角or2桁以上は半角
1,000円
1,000円
アルファベット半角or全角
大文字or小文字
固有名詞の書き方
TOM tomJAPAN Japan
記号かぎかっこ、箇条書き戦闘の記号
「!」「?」の利用可否
顔文字の利用可否
「」、()は使用OK
書籍は『』と表記
よく使う用語よく使う用語、
利用OK/NGな表現の可否
問合せ or 問い合わせ
プリンタ or プリンター 
略語略語の表記方法をまとめておくSNS
Social Network Service
ソーシャルネットワーキング・サービス
事前動画より作成

Webと紙の違い

Webと紙とでも書き方や読者の心理は異なります。

Webでも紙でも読者目線で書くことが重要です。

Web
書式主に横書き横書き縦書き両方
閲覧状況読むためのパソコン、スマートフォン等の利用閲覧媒体によりレイアウトが異なる読むための道具は不要。強いて言えばしおりやマーカーペンなど。
読者インターネット環境がある人すべて紙媒体(本や雑誌など)を所持している人のみ
拡散のしやすさされやすいされにくい
離脱(途中でWebサイトから離れてしまうこと)最初の印象ですぐ判断される一度手にしてもらえたら、最後まで読んでもらえる可能性がある
一覧性ないスクロールしながら読むあり
ハイパーリンク不可
効果測定しやすいしづらい
事前動画より作成

Webライティングの際の注意点

Webの閲覧は紙に比べて目が疲れやすいため、長文を読むことに適していません。
むしろ流し読みされるのが前提だと理解した上で執筆しましょう。
限られた制限時間で読者に読んでもらうには、理解しやすい、読みやすい文章を書くことが何よりも大切です

正しい文を書く

正しい文章を書けば読者が悩まずに済み、離脱率を下げる効果が期待できます。

正しい文を書く理由とは

正しい文を書く理由は例を見るとよくわかります。

【例:値段の記載ミス】

商品代金が10,000円なのに1,000円と表記した結果、注文が殺到。

後から値段を直すとイメージ悪化につながるため、安い値段のまま販売する羽目になりました。

以上の例は極端ですが、数字を一桁間違えるだけでクライアントさんに実害が出てしまう可能性があります。

さらにはクラアントさんからライターへ損害補填の請求をされるかもしれません。正しい文を書くことは、自分を守るためでもあるのです。

【正しい文を書かないといけない理由】

  • 些細なミスで、運営が危ぶまれる事態に陥る→損害請求される可能性あり
  • インターネットの媒体は影響力がある→間違った情報が拡散されやすい

【対処法】

影響範囲を考えて正しい情報を発信しましょう。

正しく書くとはどういったものか

正しく書くというのは3つの正しいに集約されます。

情報が正しい→伝える内容、書く内容が正しいという意味
情報の取り扱いが正しい→著作権への対応。引用or参考?
書き方が正しい→日本語として正しいか否か

先日デジタル庁の事務方が自身のブログでPIXTAの透かし画像を利用したことで、常識の無さを露呈していました。

国の上部にいる人ですら著作権への意識は低いのです。

ライター側でも著作権の意志の低さを自ら露呈する方はいらっしゃいますが、徐々に意識改革していきたいものですね。

参考リンク

参考資料が正しいか確認

情報ソースとは情報の発信元のことです。

情報の出どころが正しくないと、読者に誤った情報を与えてしまうので、取り扱いは慎重に行いましょう。

誤った情報ソース

なぜ誤った情報が流れるのでしょうか?

それはネット上の情報は信頼度の低いものが溢れているからです。例えば…

【誤った情報が流れる理由】

  • 誰が書いたのか分からない
  • インターネット上の情報は上書きされる
  • いつ更新されたかわからない

誰が書いたのが分からなければ読者は「この情報を信じていいのか?」と不安になります。

それは、無責任な情報を垂れ流す人もいるからです。

インターネット上の情報は更新しやすい仕様なので、初投稿の情報と現在の情報とでは異なる場合があり、どの情報が求めている物なのか見極める手間が発生します。

適切な情報ソースとは?

では逆に、適切な情報ソースとはどう言ったものでしょうか?

適切なソースの一例は以下の通りです。

  • 自身の足を使って入手した取材・インタビュー・ヒアリング・オンラインインタビューなど
  • ようごせつめいなどの補完目的としてweb上の情報、専門知識の補完として関連書籍
  • 公的機関の情報ソースや情報源が確実な企業のソース

自身で直接手に入れた情報は代えがたく大切なものです。

しかしすべての情報を取材して取得するには時間も手間もかかります。

そこで用語説明などの補足する内容なら、公的機関や信頼のおける企業が公表している情報を元にすると読者も安心して読むことができます。

著作権のルールを知る

著作権とは創作物を作った時点で創作者に発生する権利です。

本、ゲーム、映画のみならずネット上の画像や動画、文章にも著作権があります。

ライティングにおいてはコピーアンドペースて記事を書くことは厳禁。どうしても利用したい場合は引用という形で使いましょう。

引用ルール

著作権法第三十二条に引用ルールが制定されています。引用ルールは以下の通りです。

  • 公開されている情報を取り扱う
  • 引用する内容と自身の文章とを明確に分ける
  • 引用される文章が記事の主体になってはいけない
  • 出典を表示する
  • 著作権者の意図を曲げるような改変を行わない

以上のようなルールはあるものの、著作権者側に直接メールや電話などでコンタクトを取り、引用してもいいか承諾を得る方が確実です。

以下は引用の例です。

本文と引用部分で明確に分け、出典元を記載し、意図を曲げるような装飾などは行わないようにしましょう。

公表された著作物は、引用して利用することができる。

この場合において、その引用は、公正な慣行に合致するものであり、

かつ、報道、批評、研究その他の引用の目的上正当な範囲内で行なわれるものでなければならない。

2 国若しくは地方公共団体の機関、独立行政法人又は地方独立行政法人が一般に周知させることを目的として作成し、

その著作の名義の下に公表する広報資料、調査統計資料、報告書その他これらに類する著作物は、説明の材料として新聞紙、雑誌その他の刊行物に転載することができる。

ただし、これを禁止する旨の表示がある場合は、この限りでない。

著作権法 | e-Gov法令検索

正しい日本語を使う

媒体やシチュエーションに合わせて文語と口語を使い分けましょう。

文語が書き言葉、口語が話し言葉です。

一般的にビジネス文章は文語を使うことが多いですが、口語を混ぜる場合もあります。

文語(書き言葉)口語(話し言葉)
現在
近年、最近この頃
まったくぜんぜん
おそらくたぶん
急速にどんどん
こちらこっち
しかし、だがでも
これほどこんなに
いろいろな、さまざまないろんな
なぜどうして
どちらどっち
やはりやっぱり
事前動画より作成

句読点を適切に使う

句読点を適切に使うと文章を正確に表現できるだけでなく、読みやすくなります。

句読点を入れるタイミング

  • 主語の直後
  • 接続詞の直後
  • 声に出して読んだ時の息継ぎの時

敬語を正しく使う

尊敬語、謙譲語、丁寧語を正しく使っていますか?

ネット上の文章も現実と同じく、正しい敬語を使うことによって信頼感が増えます。

尊敬語とは相手に敬意を示す言葉で相手を敬い、相手を立てる時に使います。

逆に謙遜語とは自分をへりくだることによって相手を立てます。

丁寧語とは相手を問わず表現を丁寧にしたい時に使います。使いやすいのは丁寧語ですね。

言葉尊敬語謙譲語丁寧語
言うおっしゃる申す言います
食べる召し上がるいただく食べます
行くいらっしゃる、おいでになるうかがう、参る行きます
見るご覧になる拝見する見ます
するなさる、されるいたすします
事前動画より作成

敬語は使い慣れていたとしても誤用する時があります。

よくある敬語の利用例を確認してみましょう。

  • 謙譲語と尊敬語を使い分ける
  • 二重敬語を使わない

謙譲語と尊敬語を使い分ける

相手にしてもらう場合は相手を立てる必要があるため、謙譲語の「拝見する」ではなく尊敬語の「ご覧になる」を利用する。

誤 こちらの商品は◯×社の新作です。ぜひ拝見してください。

正 こちらの商品は◯×社の新作です。ぜひご覧になってください。

尊敬語を二重で使用しない

二重表現は誤用であることは知られていますが、尊敬語も二重で使用するのは誤用です。

ついついやってしまいがちなミスなので注意しましょう。

誤  ご購入希望の方は、こちらでお申し込みください。

正  購入希望の方は、こちらでお申し込みください。

校正をする

正しい文章を書くには校正は欠かせません。

なぜなら、誤字脱字が多いとライターの信用に関わるからです。

校正とは文章に誤りがないかチェックして修正することです。

自分の過ちを肯定するのは中々難しいものですが、校正の際は「自分はミスするものだ」というスタンスで行った方が精度が高い結果になります。

個人的に行っていることは声に出して読む、時間を空けてから再度チェックをするですね。

校正チェックツールは有料無料問わずあります。私はまだ未使用ですが、使用してみたら感想をあげたいと思います。

声に出して読む文章の読みやすさ、リズム、テンポの良し悪しをチェック
プリントアウトしてチェック長時間文字を見るには向いていないのが画面上の文字。
打ち出すことで視認性、可読性が伸びる。
時間を空けてから再度チェック自分の書いた記事を客観的に見るのは難しいため、
時間を空けて無駄な思考を取り外そう
チェックリストを作る次項にて解説
文章校正ツールを使う有料、無料ともにある。ジャストライトなど
事前動画より作成

チェックリスト例

執筆ガイドラインと合わせ、記事ハンドブックも活用するとより範囲を網羅したチェック体制を構築できます。

固有名詞の表記も媒体により異なる場合はチェックすること。

チェック項目チェック例
執筆ガイドラインに則った
表記になっているかチェック
〜してください
〜して下さい

シュレッダー
シュレッダ
固定名詞のチェック三月のライオン/3月のライオン
両方とも存在しており、異なる作品
数字のチェック誤 10,00円 / 1995年(平成5年)
正 1,000円 / 1995年(平成7年)
URLのチェック誤 https://www.onamaec.om/
正 https://www.onamae.com/
脱字の有無チェック誤  〜しください
正 〜してください
誤字の有無チェック誤  こうゆう / あたし
正  こういう / わたし
表記揺れの有無チェック同じ単語なのに表記が異なるものを防ぐ。
全角 or 半角濁点あり or なし
用語の不統一チェックエビデンス
根拠
事前動画より作成

その他情報ソースとURL先が一致しているかどうかや、記事内容が法規違反していないか(著作権法や景品表示法など)もチェックが必要です。

最終的には記事の内容が目的やターゲットに一致しているかどうかも再度確認することで、より精度が上がります。

前半はここまで。最後までお読みいただきありがとうございました。