2021年10月7日 22時41分、千葉県北西部を震源とした大地震が発生。

発生当時、私はちょうど南武線に乗車中で緊急地震速報が鳴り響き驚きました。

電車は長時間停車したまま動かず、動いたのは約4〜5時間後……気づけば私は、帰宅困難者になっていたのです。

今回は帰宅困難者になってしまった時の体験談をお伝えします。

もし同じ立場になってしまった時にこの記事を思い出していただけると嬉しいです。

帰宅困難者になって気づいた悪影響

帰宅困難者とは、徒歩圏内以外の者で、自宅から遠距離などの理由で外出中に災害に遭遇し、帰宅が難しい人を言います。

参考: 帰宅困難者対策ハンドブック | 東京都

今まで私は「帰宅困難者なんて縁がないだろう」と軽い気持ちでいましたが、実際体験してみると想像以上に悪影響を与えてくれました。

悪影響1 体が痛い

今回の場合、私は電車でずっと座っていたので足の痛みはありません。

そのかわり、同じ姿勢でいたため腰や背中が凝り固まりました。

腰や背中のほか膝を痛めていたため、いつ動き出すのか分からない状態で席を立つ気力は起きませんでした。

悪影響2 時間の無駄

延々と運転再開を待たされるので時間の無駄です。

何時間も待たされるとスケジュールを変えなければなりませんし、睡眠や体力回復のための時間も必要です。

当たり前ですが、いいことがなに一つありません。

悪影響3 金の無駄

待機に耐えかねて迂回ルートで帰ったり、ホテルに泊まるとなると、何かしら余計な金銭を出さなければならないことが多いです。

振替で通常以外ルートを回る場合は、乗り換えする分の証明書を確保しておきましょう。

いざ証明書の枚数が少ないと、振替先で振替輸送が使えない場合があります。

帰宅困難者になった場合の思考【体験談】

帰宅困難者に陥ってしまった時のたまともの思考をまとめました。

今思えば、電車が停車した瞬間に近場のビジネスホテルに予約をしておけばよかったと後悔しています。

迂回ルートで帰る

今回のような大地震の場合だと、他の路線に行っても電車が動いていないか動いていても鈍行です。

私の場合は南武線を使わない迂回ルートが特にありません。

検索しても電車を利用する迂回ルート自体が止まっていました。

電車がダメなら「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」の番組ように、バスを乗り継ぎを考えました。

しかし仕事で疲れ切って体力や思考力が落ちている中、知らない土地をバスで移動する気力は失せていました。

タクシーで帰る

タクシーで帰る手も考えました。しかし自宅とは20km近く離れており、電車停車場所は隣県。

金銭的な不安があり、タクシーを使うのはせめて県越えしてからにしたいと思っていたのでタクシー利用は却下。

SNSを調べてみると、タクシー乗り場に長蛇の列の画像がずらり。

並ぶくらいなら電車で待っている方がマシです。

ホテルに泊まる

ホテルはどうでしょう。空きがあればいいですが、予約済になっていたら諦めるしかありません。

私は本業で体力を使い切り、あまり頭の回転が稼働しません。

その結果ホテルに泊まるという選択肢を忘れたまま2時間が経過。深夜0時過ぎにホテルに電話をしたら、案の定ホテルは満室でした。

レンタルサイクルや徒歩で帰る

自宅が数駅先ならレンタルサイクル利用や、徒歩での帰宅も考えます。

見知らぬ土地なので地図アプリは必須で、迷っても耐えられる体力と気力の勝負になります。

私の場合は、電車が停車した場所から自宅まで20kmあります。

下手に動くよりもじっとしている方がいいと判断しました。

なお、レンタルサイクルを受付している場所を把握するには、アプリで確認しましょう。

帰宅困難者必須アイテム

迂回ルートをせず電車内待機する場合に必須のグッズをお伝えします。

モバイルバッテリーやケーブル

公式の情報、ニュースを中心に確認する必要があります。

特に自分に関わる情報は適宜確認しましょう。

【自分に関わる情報】

  • 乗車中の電車の運行情報(各鉄道会社)
  • 地震の影響(NHKなどのニュース)
  • 地元の公式情報(市のHPなど)
  • 乗車中の現地情報(宿泊施設など)

逆にSNSの個人的なつぶやきは、誇張された内容も存在するため、あくまでも参考程度に付き合いましょう。

以上のように情報を把握することは自身を守るためにも必要不可欠です。

以上のことから、スマホの充電に困らないよう、普段からモバイルバッテリーやケーブルをバッグに入れておきましょう。

おすすめは大容量の充電器です。

アナログの腕時計

なぜアナログの腕時計が必要なのでしょうか。

アナログであれば、充電を気にせず気兼ねなく使用・確認ができるからです。

特に非常時の場合は、スマホを起動するのは情報収集、時間確認はアナログの腕時計と役割分担した方がいいですね。

万が一腕時計をせずにスマホが壊れてしまったら、時間を気軽に確認できず不安材料が増えるからです。

暗闇でも確認できるように、文字盤が夜光インデックスだとさらに安心できます。

食料・飲料水

ガツガツと食い飲み干すのはおすすめしません。トイレに行きたくなるからです。

しかも現在はコロナの影響でマスクをずらして食事をするのは難しいところ。

簡単に済ませるため簡単に栄養補給できるゼリーをおすすめします。

まとめ

今回は帰宅困難者になった時の体験談をお伝えしました。

一番大事なのは帰宅困難者にならないことです。

時間と体力と金銭を失うのが帰宅困難者。

どうしても避けられず帰宅困難者になってしまった場合は、自分が生き残るための情報を随時確認し、一秒でも早く帰宅困難者から外れるよう工夫しましょう。

ここまでお読みいただきありがとうございました。