タイトルを見るとまるでサラリーマンを馬鹿にしているように見えますが、サラリーマンの良さはあることが前提の話です。

その上でフリーランスになるメリットを記したのが本書『金持ちフリーランス 貧乏サラリーマン』。

これからますますサラリーマンでいることがマイナスであるという不都合な真実を知ってしまったら、あなたはどうしますか?

当記事では本書の紹介と共に対処法を紐解いていきます。

作品概要

タイトル金持ちフリーランス 貧乏サラリーマン
著者やまもとりゅうけん (Twitterへ飛びます)
出版社KADOKAWA (出版社ページへ飛びます)

冒頭の1章はサラリーマンのメリット・デメリットを元に不都合な真実を提示。2章以降はフリーランスの強み、ノウハウをまとめています。

『金持ちフリーランス 貧乏サラリーマン』は時間と制約に縛れてでも安定という名の衰退を選びたい方以外すべてにオススメできます。

第1章 サラリーマンは、「最も理不尽な業務形態」である

本書ではサラリーマンのメリット・デメリットを提示しています。以下は提示されているメリット・デメリットの一例です。

メリットデメリット
一定額の給与が毎月ある不景気で福利厚生のみならず給与もカットされやすい
上位の地位に就けば人脈・お金を使って出世できる上位に行けない人が多数なので上位に行けない人は冴えない社員を助けなければならない
人間関係が固定しているので関係は維持しやすい人間関係が固定している分視野が狭まる
仕事内容や一緒に働く人は固定されるので考えなくていい仕事や人を選べない、裁量権を持てない

人によってデメリットをメリットに感じる方はいると思いますが、フリーランスとサラリーマンの決定的な違いは「裁量権があるか否か」の点に尽きます。

責任を負う必要はあるけれども自分の仕事を自分で選べ、理不尽な人間関係に巻き込まれる必要がないフリーランスに魅力を感じる人が多いのも事実です。

そして給与の面ですが先日給与カットのニュースが流れていました。

給与の部分は会社員である以上会社に従わざるを得ません。

ですから個人で稼ぐ力を身に付けないと生きていくことすら難しい世の中になりつつあるのです。

たまとも

試しにデリバリースタッフやってみたけれどお金を稼ぐって大変だと気づいたよ。

第2章 誰も言わない「お金持ち」の仕組み

いざ副業なりフリーランスなりやっていこうとしてもやり方が分からない事態に陥ります。

最近は初心者向けに無料や安価で情報発信をする方は多いものの、本当に大事な情報は有料になっていることが多いです。稼ぐための情報はお金持ちの中で循環しているのです。

この章ではお金持ちになるために必要なことを示しています。

  • フットワークが軽い
  • 数字から逃げない(成約数、売上など自分なりのマイルストーン)
  • 影響力を増やす(見ず知らずの人の行動を左右させる力)
  • 信用度を増やす(身近な人の行動を左右させる力)

フットワークを軽くして量をこなす、掲げた目標数値から目を背けない、影響力を増やしある分野の第一人者くらいの影響力を持つとお金や人脈が雪だるま式で増えていくのです。

上記で紹介した通り表に出しても問題ない情報を無料提供する人が増えたのは、それだけ影響力が大切だと気づいた人が増えたからです。

たまとも

DMやメルマガで無料情報提供ページに誘導するのは影響力が欲しいからだったんだね!

第3章 「貯金」ではなく「蓄財」に力を注ぐ

お金を殺すのが「貯金」、お金を生むチャンスを増やすのが「蓄財」というわけです。

位置:825/1510(Kindle版より)

貯金と蓄財の違いを説明しています。

貯金は銀行にお金を預けるだけ。微々たる金利しかプラスになりません。

蓄財は一言でいえば自己投資ですね。読書、セミナー参加、人脈を広げるなど。直接お金が増えるわけではないけれどお金が増える仕組みを作るため、無駄使いではありません。

ただし自己投資に高額をかける必要はないとも伝えています。お金をかければ成果を得られるわけではないのです。

無理は禁物、身の丈に合ったお金の使い方をしましょう。

「頭脳」と「影響力」を兼ね備えたハイブリッドになるには…?

ただしお金にこだわりすぎることも懸念しています。それが昨今のコロナショックです。自分の力ではなく社会の影響力が強いとお金だけでは太刀打ちできないことがあるのです。

世の中にはびこる「資本主義」が一個人の手で握れず勝手に決まっていく以上、最終的に信用できるのは世の中の変化に対応する能力、生き残るための能力。

著者が特に必要だと言っているのは「頭脳」「影響力」です。どちらも兼ね備えたハイブリッドになりましょうと伝えています。

ではどうやったらなれるのでしょうか。その答えもちゃんと示しています。主に以下の通りです。

  • 動画コンテンツを利用する際は倍速視聴
  • 学ぶべきものとそうでないものを区別する
  • かける時間をコスト換算する
  • インプットは負債であると気づく
  • 学んだ結果をアウトプットする機会を増やす
  • 格上に会い刺激を受ける。その際の交際費や交通費は惜しまない
  • 人脈をアップデート
  • 属するコミュニティもアップデート

時間は有限ですので、思い切った行動が必要であることが分かります。

たまとも

アウトプット前提のインプットを行っていれば、おのずとアウトプット人間になれるのかも…?

第4章 「少労所得」を無限に増やす

時間を切り売りをするクライアントワーカーではなく、クライアントワーカーに発注する側になり、商流を考慮していけば少労所得を得られます

3章で自己投資が大事だと言いました。しかし知識や経験は時代によって陳腐化するためこだわり続けていると老害が誕生してしまいます

誰もが自分の立場を脅かすものが出てきたときに拒絶する「老害」になりうるため、身に付けた知識や経験を信じすぎるのもよくありません。

老害にならないために常に時代に合った「専門家」と人脈を広げる必要。

そのため「影響力」がポイントになります。先ほども書いた通り他人をも認めさせる力ですね。

自分の商品を売る

発注者側となって少労所得が安定してきたら次のステップへ移ります。

自分の商品を売り出すことです。

会社の力を使わず自分の力で商品を生み出せる状態になっていることが条件。

DRM(ダイレクトレスポンスマーケティング)を使いこなす

高額な商品を効率よく売るには購入意思の強い人をターゲットにします。そのためにDMR(ダイレクトレスポンスマーケティング)があるのです。

DMRのメリットは悪評が目立ちにくい点にあります。元々購入意志の強い人が集まります。悪評を付ける人は大抵買う気のないクレーマーだからです。

DMRを成功させるには、まず購入者となりうる人のリスト集めが必要。

手段としては無料で提供していい範囲を無料配布として、ターゲットをメルマガなどで集めます。そして徐々に高額商品購入者へと育て上げるのです。

ターゲットを育て上げる中で高額商品を手に取ることにより得られるメリットや特典を提示し、購入意欲を増やすのです。

最近流行りのLステップはメルマガよりも手軽に閲覧しやすいのでDMRを行うにはもってこいの媒体だそうです。

たまとも

良質な顧客を引き入れることが大切なんだね!

終わりに

サラリーマンであり続けるデメリットから始まり最終的には自分の商品を売り出す必要があると本書では伝えています。

コロナショック以前から不景気だった日本で生き残るには、自分の力で生み出す必要があるのだと気づきました。

著者の運営する「人生逃げ切りサロン」の紹介をもって本書は話を締めくくっていますので、それにならい次ページからは「人生逃げ切りサロン」内にある講座のうちいくつかをご紹介。

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