幸福を手に入れるための実用書『精神科医が見つけた 3つの幸福 最新科学から最高の人生をつくる方法(出版社:飛鳥新社、著者:樺沢紫苑)』をレビュー #樺沢紫苑 #書評

AmazonのKindleカテゴリーで「幸福 本」と検索すると検索結果が20,000件以上出てきます(2021年3月時点)。

この数字は幸福論にすがりつく人はそれなりに多いという一つの結果を表しています。確かによほどの物好き以外、好き好んで人生ハードモードへ突入したい人はいません。

しかしこの手の話は眉唾物、精神論や理想論で語っている部分が多くあまり参考にならないと考える人もいます。

そんな事実を知ってか知らずか著者は本書を「幸福論ではありません」と断言しています。これは実践できるという意味ですよね?確かめてみる価値はありそうです。

総合レビュー:81点 本当に実践本だった。実践し続けるのは結構大変かも

今回レビューするのは著者:樺沢紫苑の『精神科医が見つけた 3つの幸福 最新科学から最高の人生をつくる方法(出版社:飛鳥新社、著者:樺沢紫苑)』。

飛鳥新社のページはこちら:http://www.asukashinsha.co.jp/bookinfo/9784864108232.php

点数内訳

実用度実用できるような内容か
実践難易度実践するのは容易か否か
レイアウト時折表やイラストが入っていて読みやすさを工夫しているか
文量内容量と比べてページ数が多いかどうか
値段内容にあった、もしくはそれ以上の価値があるかどうか

総評

精神論ではなく実践方法が書かれているので実践すれば幸福体質になれる可能性は高いです。ただし実践し続けるにはそれなりに努力を継続しないと結果は目に見えないでしょう

例えば著者の推奨する3行ポジティブ日記をTwitter試してみたことがあります。

毎日寝る前に良かったこと探しを3つ選んでツイートするだけ。1回にこなすこと自体はそんなに難しくはありません。

ただやっていくうちに内容が見つからなくなる、単調で単純につまらない、他人との結果を見比べて疲れ果てるという悲しい現実があり、数日で私は飽きました。

素直にアドバイスを実践できる誠実な人ならこなせることでしょう

あらすじ要約

3つの幸福の定義づけ

本書ではタイトルにも書かれている「3つの幸福」を以下のように定義付けています。

幸福を感じる脳内物質のうち3つは以下の通り

  1. ドーパミン
  2. セロトニン
  3. オキシトシン

本書では3つの脳内物質を文字って「ドーパミン的幸福」「セロトニン的幸福」「オキシトシン的幸福」を定義しています。

この3つの言葉を主軸にどうしたら幸福になれるのかを実験してもらった結果を含めて解説しています。

実践すると幸せになれる条件

本書で入手できた情報の中で一番有意義だったことは実践する順序を間違えなければバランスよく幸福体質になれるというものです。

今までの著者の作品では実践論は書かれているものの、順序までは書かれていなかったのでより多くの方が実践成功しやすいように書かれています。

もしかしたら手順に関する要望が多かったのかもしれません。

順番としては以下のように自分に関係のあるものから順に進めていく必要があります。

  1. まず自分の心と体を幸福にして(セロトニン的幸福)
  2. 他者とのつながりや愛で幸福になり(オキシトシン的幸福)
  3. 人生の成功やお金に関する幸福を得る(ドーパミン的幸福)

セロトニン的幸福から手順を進める理由は?

建物を例にするとわかりやすいです。

土質の悪い場所をろくに整備せず建設したらちょっとした衝撃で建物にダメージが出てしまいます。何事もまずは土台整備が大事なのです。

土台である自分自身が幸福でないと他人を幸せにする体力も力もないということ。

さらにドーパミン的幸福は効果は絶大である分効き目が短いため、一時の幸福に酔いしれて依存してしまう傾向が高いのです。

依存体質になってしまうと依存対象にばかり目を向けてしまい結果的に他の幸福を手放してしまうのです。

考えてみると著名な有名人って大抵心身ともに家族と円満な関係を続けている人が多いです。

たとえば人生逃げ切りサロンのオーナーご夫妻です。動画や実際お会いした時も心身共に落ち着いていました。

幸福体質になるための実践体験者のコメント

著者は本書の中で幸福体質になるための実験を行っています。実験内容は今日自分が人に対して親切にしたことをまとめてツイートするというもの。

実際Twitterでも確認できます。 >>Twitter「#親切日記」検索結果

対象者は著者が運営するオンラインサロンメンバーです。だいたい3個程度に絞って呟いている様子が伺えます。

これを毎日続けるとなると継続する意思の強さが必要であるとわかりますね。

この本を読むのに向いている人・向いていない人

この本を読むのに向いている人

  • 自分自身を不幸体質で改善したいと思っている人
  • 他者との関係を向上させたい人
  • 人生における幸福を手に入れたい人

幸福体質になりたいという意思があるのならどなたでも向いています

なぜならば前述したとおり幸福になるステップは主に3段階あり、どのステップにも課題はあるからです。そしてステップごとの課題に対して対処法を説いています。

この本を読むのに向いていない人

  • 継続するのが苦手な人
  • 今のままでいいと思っている人
  • 十分幸せだと感じている人
  • 幸福という文字を聞くだけでうさん臭く感じる人

継続するのが苦手な人は読んでも難しい、無理だと感じることは多いと思います。

そういう方はまず樺沢紫苑スタイルに慣れるため著者のTwitterや動画を確認してみることをおススメします。そのうち継続する必要性が分かるかもしれません。

著者のTwitterはこちら:https://twitter.com/kabasawa

次に今のままでいいと思っている人、十分幸せだと感じている人。自分に何の曇りもなく不満もないのなら読まなくていいです。自己啓発本というものは無理して読んでもお金と時間の無駄、必要になったら読めばいいのです。

次に幸福という文字を聞くだけでうさん臭く感じる人。他の幸福論の本を読んでみればいいと思います。読めばこの本以上に実践的な話は少ないと気づきます。

商品紹介

精神科医が見つけた 3つの幸福  Kindle版

精神科医が見つけた 3つの幸福 最新科学から最高の人生をつくる方法 単行本

余談:樺沢紫苑先生ファンの一人としての感想

アウトプット大全で著者の存在を知り、いくつか講演会にも参加して先生の人となりを少しは理解している前提で語ります。

今回の作品は中身が濃いと感じました。実践方法を事細かく羅列しているのは〇〇大全振りなのではないか。その間の作品もシンプルに載せていたと思いますが……

読了後自分がすぐさま実践できるのは何かと考えたところ他者への貢献でしょうか。

小さな親切を少しずつ積み上げて自分が管理できる範囲で人を幸福にして自分も周りも幸福にしていけばそのうちもっと幸せになれるのではないかと。

プラシボ効果かもしれませんが、プラスのイメージを持ってやると大抵いい方向に行きますからね。手始めに親切日記を実践してみようかな。

気づいた点と言えばもう一点。著者ってワークという名の実験が好きですね。話のネタになるからだと思います……私は昔サロンメンバーでしたがワークが苦手でした(笑)

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